昨年、私は生まれて初めて、落語の寄席というものにいきました。
お知り合いのお方がフェイスブックであげておりましたんで、
ユーチューブで聞いていたのですが、
やっぱり寄席で聞くと何倍も面白いんです。
前座 柳家 ろべえさん
真打ち 古今亭 文菊さん
お二人とも面白くて、
落語が初めての私も笑いすぎて、椅子からずり落ちそうになるところでした。
で、今年は
前座 春風亭 正太郎さん
真打ち 三遊亭 天どんさん
真打ち 古今亭 文菊さん
今年はお一人増え、3名ということでとても楽しみでした。
で、落語っていうのは、
落語家さんの噺を聞いて、自分で風景をイメージさせていきながら楽しむんです。
これって結構集中力を使うんです。
公演中、物音たてたり、携帯電話のマナーモードでも気が散るんです。
昨年の落語会の時も、落語家さんの噺の途中、
参加者同士がしゃべっていたみたいで、主催者の方が非常にガッカリしていました。
で、今年はもうそんなことはないだろうと思っていたのですが、
前座の落語家さんの噺の途中で、
『ビーッ、ビーッ!!!』
と音が鳴りだしたんです。
私は、
『また携帯の使い方わからん、おばちゃんが電源切るのわすれたんかいな』
と勝手に思い、腹が立ってきていました。
その瞬間、
他のお客もスーッと落語家さんの噺を集中して聞く事ができなくなるんです。
全体の空気感というか、上手く説明できないのですが、
フワッ〜と散漫状態になるんです。
私は一番後ろから2番目の席に座っていたので、それが分かりました。
そんな状態でも、春風亭 正太郎さんは噺に今の現状を混ぜながら、
お客を噺の世界に戻していくんです。
流石、プロは凄いなと改めて思いました。
で、最後は古今亭 文菊師匠。
正統の古典落語でありながら爆笑させられます。
今年も笑いすぎて、椅子からずり落ちそうになるところでした。
春風亭 正太郎さん 『時そば』
三遊亭 天どんさん 『茶の湯』
古今亭 文菊さん 『明烏(あけがらす)』
AmazonとかYouTubeで観る事が出来ると思います。
あと、
ビーッ、ビーッという途中の雑音は
実は、
『非常ベルの誤作動でした・・・』